ご存知の方も多いだろうが、葉山町長柄と聞くと
逗葉インターの入り口や、葉桜団地・イトーピア団地、川久保のあたりなどを連想されることが多い。
今回ご紹介する長柄は
風早橋に近いほう、森戸に行く手前の長柄と言ったところ。
長柄では1番海よりな地域である。
ほぼ堀内であることがわかる。
エリアの雰囲気も堀内感があります。
R134側から一本中に入ると、時間帯の一方通行路であり、観光客は皆無。
地元の人の抜け道と生活道路・通学路になっているのである。
そんな私も葉山町堀内の住人だった頃、毎日のようにこの道を通った。
車の通りも少なく、歩行者も少ない。
道路も舗装されていて、自転車でも走りやすい。
森戸川の脇道なので、自然豊かな自転車通勤路であった。
自転車でいろんなところへ行ける
JR逗子駅まで10分🚲
逗子海岸まで5分🚲
森戸海岸まで3分🚲
しかもどこも平坦である。
近くには好きなお花屋さんもある。
ここの花がセンスが良くていつも買わせていただいている。
お友達の家に行くときは自転車のカゴにお花を入れて。
この辺りの生活は車がなくても大丈夫なのだが、あったほうが良い。
道は少し窮屈だが、慣れてしまえば外は生活道路。
地元の人が快く道を譲り合ってくれるだろう。
物件前までは私道になっており、家のまえは展開スペースが設けられている関係で広さの豊かさを感じられる区画の作り。
物件自体は築20年弱。
建売のような外観をしていない、いい時代のゆとりのある作りの建売である。
この時代は主力な建材も多く出ている時期でもあるが、デザイン性に富んだ商品も多く出ている。
分譲地なのだが、それぞれの建材の使い方が違うことで家の個性が変わり、それぞれがリズム感のある注文住宅のような佇まいを見せている。
だから住んでいる層も同じ区画なのに少し違うように見えるのはこの時代の特徴なのかなとも思える。
オーナー様の気風がかかった内装。
暮らしそのものを時間と共に経て、オーナーを育て、オーナーに育てれた家。
住み替えで近くにいるのだけど、次のステップへ前向きに進んだオーナーを
温かく見守り、そして受け継がれる精神を持った家である。
愛着のあった家とそうでは無い家では価格差は顕著に現れる。
また、傷み方や軋み方、反り方なども変わってくるんだと思う。
この家は住んでいたがために悪い気を感じないんですよね。
伺う日取りがよかったのか、周辺環境や家がよかったのか、住んでいた家族が良かったのか様々あるかと思いますが、
悪い印象を感じなかった。
むしろ、窓から見える古い家の佇まいすら海外のように感じ取って切り取ってしまうほどに。
庭の感じはなんとなく東西に抜ける感じなのですが、上に抜けているようにも感じます。
40坪ぐらいの敷地なのに庭ってこんな奥行きで取れるんだと違った印象を受けました。
次のオーナーに託すべく、販売中ですが、
なんだかこれはわかってくれる人に譲りたいなと思います。
都内から来ていきなりここを勧められても刺さらないのかもしれませんが、
こちらのエリアに息吹がかかっている人ならいい場所じゃんここ。と、ピンとくるのかなという物件。
足で動く買主ならきっと自分に合うと見つけるはずです。
わかった人だからこそ、エリアや家や、人間関係や気候、風土を楽しめるんだと思います。
わかった感でもいいんです、それはワクワクにつながります。
w/nakamu_
物件種別 | 中古戸建 |
---|---|
所在 | 三浦郡葉山町長柄 |
交通 | JR横須賀線「逗子」駅 バス8分 「風早橋」徒歩3分 |
土地面積 | 135.43㎡ |
土地面積(坪) | 40.96坪 |
建物面積 | 101.85㎡ |
建ぺい率 | 60% |
容積率 | 196% |
土地権利 | 所有権 |
地目 | 宅地 |
建物構造 | 木造スレートぶき2階建て |
現況 | 空家 |
築年月 | 平成19年(2007年) 1月 |
施設 | 公営水道, 本下水, 個別プロパンガス |
間取り | 4LDK |
都市計画 | 市街化区域 |
用途地域 | 第一種中高層住居専用 |
法令制限 | まちづくり条例 |
取引態様 | 仲介 |
引渡日 | 相談 |
備考 | ※建物面積(公簿):101.85m²[1F:52.17m²、2F:49.68m²] ※別途私道持分あり:127m²の持分1/4、78m²の持分1/4 |
情報登録日 | 2024/07/04 |
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