場所は箱根町宮ノ下。

富士屋ホテルの麓に佇み、早川にぐるっと囲まれた
箱根でも２−３箇所のみと言われる”自噴泉”の秘湯がありました。

そこは楽しく遊び、長寿する郷。


…
大正の始め、当時の大富豪 郷誠之助男爵により開苑、
戦前は苑内の早川沿いの河原で大園遊会が催され、
戦後は、吉田茂元首相を始め日銀の宇佐美総裁等政財界人も多数静養に訪れ、
その他多数の文化人、芸能人もここに秘かに訪れています。

又、現役時代の長嶋茂雄巨人軍監督の箱根の山ごもりの地としても知られています。
ここにはテレビもラジオもありません…ゆっくりと大自然の中で時をたつのを忘れてください。
（※楽遊壽林自然館 パンフレットより抜粋）

2014年に閉館してしまいましたが、今に絶賛販売中。

早川渓谷まで降りられる敷地は散策にも適し、その保安林の中にある、隠れ源泉。
全て露天風呂とし、早川渓谷の流れに沿った、舞台型のスキップ式檜風呂が敷地内に散在。
飲用すれば胃腸病の妙薬とも言われ、温泉を目当てに、こぞって財界人たちも集まった自噴泉自然庭園。

宴会場や、個室もあり、周りに家もないので、音出しは良い。
まさに大自然の中の別天地。
川の流れに委ねて、心の別天地をここに宿らせてもいいのかな。

建物自体も改修を重ねてはいますが、もう少し補修が必要。
それにしても、現況の姿、元々の造りがまさに秘湯館。
整えなくても、整うことになる。

皆様の資力で是非、源泉サウナから、早川ダイブさせてほしい。
これも整えなくても整うことになるだろう。

この早川沿いで大園遊会を催したいものです。
温泉社交場、求。

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