共に生きると書いて、共生。
異種の生物が相手の足りない点を補い合いながら生活する現象。
ただ同じ場所に住んでいる というより お互いに良い影響を与えあっているというニュアンスがある。
共に在ると書いて、共存。
二つ以上のものが一緒に存在したり、生存すること。複数のものが敵対することなく存在していること。
関わり合ったり、お互いが影響することはない。
歴史あるまち、鎌倉。
ここでは人々が歴史と共に生きている。
鎌倉市浄明寺。
鎌倉の山側、逗子と接する場所。
久木のハイランドを超えたらいつの間にか、踏み入れている。
生まれてから約1年、実は浄明寺に住んでいた。
記憶は無いけれど勝手に親しみを感じる。
浄明寺と言っても意外と広い。今回は報国寺の奥、浄明寺2丁目。
この辺りは宅間谷戸といい、仏師 宅間法眼一派の芸術家達が住んだ谷間と言われている。
谷戸とは周りを小高い山などに囲まれ、谷が細長く続くような地形のこと。
確かにその通り、スーッと一本道。
そして谷戸は生態系が特に多いエリア。
報国寺を過ぎて、小川と共に緩やかな傾斜を上る。
この小川には蛍が出るらしい。
そう簡単には、拝ませてくれない。
植物が隙間なく埋め尽くす。
冬だからわからないけれど、ここは岩煙草(イワタバコ)の群生地。
初夏には星形の花が咲くんだろう。
まるで寺院の中のような、歴史を感じる。
見えているのはお隣のお家。駐車場を共有する。
十数年この地に住むお隣さん。何かあれば助け合い、協力し合う。
気さくなお方だ。
駐車場は階段下に縦に入れる。
大きい車は月極へ。
今回の建物はこちら。平屋でございます。
庭から見るとまるで別の建物のよう。
広いお庭に、たくさんの植物がいる。
畑をやってもいい。
わたしたちを愛でてねって 言われなくとも。
梅、柚子、沈丁花、蝋梅ちゃんを、お裾分け。
室内はこんな風。
古いけれど愛らしい。
所々はこのまま残したい。
今回の建物の特徴は、リノベーション前の物件であるということ。
オーナー(工務店をやられています)と借主で相談しながら、工事を決められる。
ただし物件を気に入ったタイミングで、工事が決定していない場合に限るけれど。
タイミング大事。
現状↑
計画↓
キッチンやお風呂の位置を大幅に変えたり、もちろん床や壁、外壁の塗装や構造的なところも改装予定。
現オーナー様はエリア・自然保護の思いから、今回の物件を取得されている。
あえて建て替えず、直して使う。
この地域と、環境を守ってほしい というと大袈裟でしょうか
共に生きて、これらを愛でてくれる方を探されているのです。
住居としてこの物件に、地域に住まい、地域の保存活動にも参加していただける方
気に入っていただいた方にはオーナー様との面談があります。
ドラマで見たことがあるかもしれない。
鎌倉三代洋館の一つ こちらの旧華頂宮邸も、実は宅間谷戸に住む方々で守られてきた。
岩煙草、この谷戸、蛍など、守られるべきものがここにはあり
少なくともここに住むのであれば 守るべきなのだ と思う。
この環境で人と自然と歴史と、共に生きてみたい、暮らしてみたい
あまり重くは考えないで、まずは物件にオッとなるかどうか。
ヱッとなったら周辺を見にいこう。
物件は基本的に内覧会でのみ、見ることができる。
<日程>
①3月12日(日)10時半〜、13時半〜
②3月25日(土)10時半〜、13時半〜
それではご案内できることを心待ちに。
散策しながら行きましょう。
物件種別 | 賃貸戸建・テラスハウス |
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所在 | 鎌倉市浄明寺2丁目 |
交通 | JR横須賀線 「鎌倉駅」バス8分「浄明寺」徒歩9分 |
建物面積 | 109.14㎡ |
建物構造 | 木造 |
現況 | 空き |
築年月 | 1957年 |
施設 | 公営水道, 本下水, 都市ガス |
間取り | 4DK+書斎、サンルーム、物置、お庭(約100㎡) |
敷金 | 2ヶ月 |
礼金 | 1ヶ月 |
取引態様 | 仲介 |
引渡日 | 工事をするため、7月ごろを予定 |
備考 | 定期借家契約3年(再契約相談可)、ペット飼育相談可、駐車場1台、駐輪・バイク可 SOHO・アトリエ兼自宅相談可、 町会費300円/月、共同アンテナ管理費3,000円/年 火災保険必須、保証会社加入必須(初回賃料の50%) |
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