皆様が思い描いている平屋の中でも、理想に近づいている平屋の参上。
理想に近づけば近づくほど、儚く離れていくものはありますが、
それもまた道理なのかもしれません。
644㎡(200坪弱)ある南北に長く開けた敷地は、市街化調整区域。
海に向かってひらけた高台の別荘地の中にある、別荘。
周りに家が立ち並ぶような場所ではありません。
後ろは山、前は南斜面地、木の間からは海も見えています。
南側目の前は雑木林ですが、お願いして中木ぐらいまで整えてもらいましょう。
そうすれば、木製サッシ向こうの庭越しで、大磯市街地を眼下に海を見渡せます。
やりたいことが詰まった贅沢な立地。
建物は平屋で64㎡。
そうなると、この物件の建蔽率は10%、容積率も10%。
ケンペイリツもヨウセキリツも10%。
思い描いている平屋を遥かに超えてくる値。
値は小さい方がいいというのは建蔽・容積の率で小さいながらだからこその贅沢。
このぐらいの数字で互いの敷地(建物)の距離感があれば、
ストレスフリーだよなと思われるパーセンテージ。
田舎に行けばいくらでもあるだろと言われますが、
実際、田舎には住めないという人も多くいますよね。
そのバランスを取りたい人が多い。
ファストとスロウを両方取り入れたい。
昨今、敷地目一杯の大型の家というより、
コンパクトめな建物にして、余った敷地を広く活用するという価値観も増えています。
また、自給自足をしていきたいなと考えていながらも、駅近くという価値も兼ね備えた場所を求める方も多い。
相反する二つの欲求(ファストとスロウ)を具体に、場所として現れているのがこのエリアならではなのかなと。
大磯は新発展することはあまりなく、昔のままを残し鈍行しながらも、
人の発展と、文化の発展は繰り広げられている地、大磯。
その風習を守りながら進んでいく人やものは多く残っていると思います。。
残しながら考えていく、また逗子や葉山とは違った形での街のスタイルが確立されているように思えます。
建物を見ていきましょう。
別荘として使われていたので、普通の平屋とは訳が違うんです。
大谷石を玄関木製扉の脇に貼る。真似したくなる手法です。
これは昭和39年築としてはなんとモダニズムな取り入れ方。
そして、ここだけ鉄骨柱を採用。
また、下屋も洋風に仕立て上げてます。
海から帰ってきての、玄関の蛇口。
石から出てるのがいい感じ。
お風呂はタイル+サッシで色の統一性を持って可愛らしさを残しています。
洗面って、鏡いらないのかもしれないなと、明るい日差しが入った方が気持ちいいなと気付かされました。
キッチンはシンク特大の壁付きL型。作業効率優先です。
雨漏れなどもありますが、まだまだ全然大丈夫。
建物の元々の作りや意匠性を考えると、建物は化けることでしょう。
あまり知られていないハイキングコースのルートにもなっている場所でもあり、
少し登れば景勝公園もあります。
開けた敷地の中での素晴らしく依存できる場所になるかと。
大磯町、なかなかいいです。
物件種別 | 中古戸建 |
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所在 | 中郡大磯町東小磯 |
交通 | JR東海道線「大磯」駅 徒歩12分 |
土地面積 | 644.62㎡ |
土地面積(坪) | 194.99坪 |
建物面積 | 64.03㎡ |
建ぺい率 | 40% |
容積率 | 80% |
土地権利 | 所有権 |
地目 | 宅地 |
建物構造 | 木造瓦葺平屋建 |
現況 | 古家有 |
築年月 | 昭和39年8月 |
施設 | 公営水道, 浄化槽, 個別プロパンガス |
間取り | 3DK |
都市計画 | 市街化調整区域 |
用途地域 | 無指定 |
法令制限 | 景観法 |
取引態様 | 仲介 |
引渡日 | 相談 |
備考 | ※市街化調整区域:都市計画法第34条第12号提案基準18に基づき建築可 ※セットバック:13.42㎡あり ※物件までは急な坂道のため、車高の低い車では登れません。 ※駐車場はありませんが、造成可能です。 |
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