【成約済】葉山均衡奥地

葉山町の一番南側、下山口までくると、車生活を余儀なくされる。
これに異議はないだろう。
車離れというけれど、私もこっちに移住して来てから車を買った。

車は一種の移動型の家でもあり、自分の足となり荷物も乗り、プライベート空間にもなる。

この空間があるのに、さらに自宅を取得するということはいかに贅沢なことなのか、それが日常として、そして生活としての水準としてある。
車が日常になれば夫婦別々で車を持つようになる。
または子供ともシェアすることも多い、そして来客者も車だ。
車があると、駅から遠くても苦じゃない。
逆に駅に行く必要が少なくなり、買い物の仕方も渋滞を避けるように暮らしていく。人間のくるような場所から少し離れようとしていく。

そうなると、買い物の場所が葉山よりももっと奥になってくる。
横須賀や三浦、その辺の直売を見つけ、パン屋を見つけ、毎週のように買い出しに行くことが多くなる。
これがいい家族時間なのである。
利便があれば、一人で買い物に行ってきて事足りる。
コミュニケーションができないのだ。
車生活ってこんなに楽しいと思わせてくれるコミュニケーションツールのある環境はこの辺の特性なのかもしれない。

もちろん駅から離れれば路線価は下がる。
葉山には駅がない、路線価の路線となる線が弱い。
海が近いからといって、海が見えているからといって、路線価が高いわけではない。
市場価値とはまた別次元であるが、課税対象上は路線価を基準に。
市場価値って、なんなのか。
人が決めている。
人がいいと思えば、その付加価値もつく。
付加されれば、それを求める人も増える。
価値循環。

人はそれぞれの価値を持ち、価値を生む。
生活の価値って何か、そして、葉山に住むという価値も何か。

そうやって、探りながら奥に奥にいく。
葉山でも奥に行きたがるし、葉山を飛び越えて横須賀や三浦にもいく。
一度葉山に飛んでしまえば、離島にだって飛びやすい。
でも探ってくると、探ってきた道を見返すと簡単に思える。

人間は何かに探究することが生きがいに感じることも多い。
平凡では生きがいを感じない。

家もそう、100点を目指しているうちは楽しい。
100点取れない土地、家があるから楽しい生活になる。
取ってしまったら、逆に非常に怖く感じる。
だからみんな言うんだ、100点満点の家なんてない。
その理想に向かって進むことが理想なのかもしれない。

理想に向かうにはまずは現実を見ていくことになるだろう。
欲求を確認し、好きなイメージを確認し、予算を確認し、健康を確認する。
息を整え、脳を落ち着かせ、目を休める。

何が見えてくるだろうか、この地に何を求めるだろうか。
安泰なのか、冒険なのか、、、、
冒険を目指しがちなのですが、葉山に来た時点で冒険みたいな感じだから、
下山口の奥まで来たら、安泰を目指してもいいんじゃないかなと。
環境は冒険、家は安泰。
これ安心。
葉山の中では奥地に佇み、でも築6年と言う均衡が取れた建物である。

どちらかによったりしながらも、そのバランスのいいところでずっと揺れているぐらいがいいのかもしれません。
子育て世代でも、DINKSでも、セカンド使いでも、投資用でも
何かと使い用ができる借景を望む築浅で、売主さんの使い方が綺麗な物件を預かりました。

車も2台置けることが珍しいのだが、インターホン等を移設すれば、3台分のスペースも確保できそうな建物配置になってます。

 

物件種別 中古戸建
所在 三浦郡葉山町下山口
交通 JR横須賀線「逗子」駅 バス15分 「葉山公園」徒歩10分
土地面積 124.86㎡
土地面積(坪) 37.76坪
建物面積 85.86㎡
建ぺい率 40%
容積率 80%
土地権利 所有権
地目 宅地
建物構造 木造ルーフィングぶき2階建
現況 居住中
築年月 平成29年(2017年) 9月
施設 公営水道, 本下水, 個別プロパンガス
間取り 3LDK
都市計画 市街化区域
用途地域 第一種低層住居専用
法令制限 まちづくり条例, 風致地区, 宅地造成等規制区域
取引態様 仲介
引渡日 相談

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