眺望しか目に入ってこない。土地。

抜けがいい、眺望がいい、山の景色が見える。
この言葉が昨今の鎌倉・逗子・葉山などで飛び交っていることは確か。
希望条件に必ず入ってくる。

そんな眺望だけを切り取った土地がある。
正直以前から出ていたのだが、売主様と折衝し、価格の見直しをした。
そしたら、なんだか眺望ハウスが作れそうな気がしてきたんだ。
突き出すようなデッキ・バルコニー、開放的なサッシにお金をかけるだけでいい。
むしろコンパクトな平屋だけでもいいんじゃないかと。
それは一階でも相当な眺望が見えるから。
こーんな、スコーンな眺望。
希望の眺望。

駐車場なんていらない。
近隣に10,000円の駐車場がある。

山の山頂のような立地に
そそり立つ擁壁・城郭の中に建つ住宅街。
それがこの周辺の住宅街だ。
大町の奥、蛍の光がこちらへの道へ誘うのは確か。

周囲は新築も建つが、その殆どが注文住宅。
そして、雰囲気としては完全に山派な方々が集い、守っている。
一種の鎌倉の奥地のキャンプ場にみんなそれぞれ家を立てたようなイメージだ。

だから、家のバリエーションが富んで、この山々や緑の切り取り方をそれぞれの窓で楽しむ。
海水浴に行こうという感じよりは、
キャンプや湖や川でファミリーだけでキャンプに行こうという方々が住むエリアの勝手なイメージだ。

・・・早起きするようになったな。
鳥の声で起きる。
スマホのアラームだって？
鳴ってしまう前に起きるでしょ。スヌーズ機能なんて引っ越してから使ってないな。
あーいい朝だ。
顔洗って、タオルを首に巻いて、パジャマのままバルコニーで歯磨き。
眺望至福。

鳥たちが周囲を飛ぶ。木々が風の吹く方向に靡く。
何時に起きたっていいじゃない。朝から通勤するわけじゃない。
テレワークだから、空と山の眺望見ながら、メールチェック。
澄んだ空気が朝の脳を活性化させるから、一日の始まりの日差しは大事に。
サンサンに降り注ぐ太陽と、山の音。

周囲では朝からストーブでも焚いてるのかな。
各家の煙突から煙が出てる。
お湯でも沸かそう。
ストーブもついでにつけようかな。空気が澄んで心地よい寒さ。
寝てる時に使ってた少し暖かいブランケットも持って外出よう。

昨日、お隣からいただいたスープの残りもいただいちゃおうかな。
コーヒーは今日は葉山の珈琲屋さんの豆で挽いて、と。
少し酸味があってさっぱりする。

・・ふぅ。
毎朝こうやっていても飽きない。
都会と違って、四季折々の景色や虫・鳥たちが迎えてくれる。
匂いで季節がわかってきた。
鼻毛も少し縮んだかな。w

少し掃除して、午前のテレビ会議の準備しよう。

っていう午前中を迎えるのかな。
っていつもいろんな情景を思い浮かべて情報を見ているんだが、
イメージできない土地はあまりオススメしない。

土地や建物を見て、この人に住んでもらいたいなとか、
相談で話を聞いた人から、この土地に住んでもらいたいなという考えに至る。

必ず人と、土地と環境と対話しながらじゃないと進まない。
眺望でピンときた方、私たちとイメージを引き立てる旅に出ましょう。
イメージできたことを誇りに持って。

お問い合わせ

◆ お電話でのお問い合わせ
046-845-9224
◆ メールでのお問い合わせ
お問い合わせフォームへ ＞