あまり馴染みのない逗子駅の裏口から。
または表口から大きな線路を渡って、もしくは歩道橋を渡るのも気持ちいいかも。

駅の反対側はこれぞ生活圏と言わんばかり。
横須賀線の重なる線路と、京急バスが詰め詰めな公共交通の溜まり場をこえる。
歩道橋を抜けると、いいだろうね。気分的にも。
駅前なのに、こんなにも環境が違うのか。
駅近の利便性に何を求めるのか、
駅近だけど、自然に寄り添える場。
駅近は高いからという理由もこの物件は考えなくていいのかも。

駅前公園、駅前駐輪場もある。

物件へ向かう道は、
湿度を感じながらも良い具合に陽の光が取り込まれて、
緑のバランスがちょうど良い。

鼻から息を吸って、気管や目の裏、耳や脳を通るような空気感。
ビールだと喉越しがいいのが人気だけど、ここは脳越しが良い。

一つだけトンネルを越える。
全く怖い印象はない。
明るいトンネル、人が頻繁に通るトンネル。
スーッとした気持ちの良い空気が通るトンネル。
毎日、トンネル脇のお稲荷さんに挨拶しているお父さんがいるからかな。

逗子駅へ行くための近道でもあり、スクールゾーンでもあり、生活必需道路。
そこから、少し山側に入っていく今回の物件。
でも、駅からは13分か。

車も一応手前までは通るものの、物件の目の前が一番狭い（道路幅1.7mほど）。
近隣の人にも協力（敷地や拡張・ガードレール撤去）してもらって、頑張る必要がありそう。

それを超えた先に隣り合った２区画の土地にいい雰囲気で佇む2軒の家がある。

別々の物件なのだが、私たちは２区画での検討をお願いしたい。
そのほうが可能性があることを知っている。

２区画合わせると、90坪。
そうすると、道路に面する幅は５メートルにもなる。
可能性が広がる。将来的に道路幅が拡張したら？と考える。

まずは誰もが羨ましいと思う、
駅近くの自然豊かな90坪の土地に、平屋建てたいよね、と。

いい佇まいしてるんですよね、緑の覆われ方とか、リノベして利用できるかもしれない民家もついてます。

別の切り口として、２区画を２世帯で考えられるのもある、
塀などの仕切りをなくして、共用スペースを拡張して、二棟のプライベート空間にしても面白そう。

湿気は感じているのですが、太陽降り注ぐ明るい場所なので、地球や人がよく育ちます。
この土地に家を建てることで、
山に籠る、山登りする、湖でキャンプする、川脇でサウナする
のと同じ空気を感じられるように思います。

さまざまな可能性を感じながら、対話していきましょう。
私たちとはもちろんのこと、この土地と対話を。

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